Java - while 文 / do-while 文

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while文（繰り返し）
while文（繰り返し）
do-while文（繰り返し）

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■while 文（繰り返し）

while文
do-while文

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■while 文

ブロック内が実行される前に条件式が判定され、 true であれば繰返しブロック内を実行し、つぎの繰り返しのために条件式を判定します。
条件式にtrue と記述しておけば、無限ループします。無限ループから抜けるには、後述の break 文をループの中で使います。
while (繰返し条件式) { 処理; }

■例題

コマンドラインから入力した数値の2つの整数の最大公約数を求めるアプリケーション"GCD01.java"を作成してください。


 public class GCD01 {
     public static void main(String[] args) {
         int a = Integer.parseInt(args[0]);
         int b = Integer.parseInt(args[1]);
         int r;
         
         while ( /* ここにコードを記述してください。*/ ) {
 
         // ここにコードを記述してください。
 
         }
 
         System.out.println(args[0] + " と " + args[1] + " の最大公約数は, " + b + " です。" );
     }
 }

□ 実行結果

$ java GCD01 12 32
12 と 32 の最大公約数は, 4 です。

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■for文の書き直し

for文をwhile文に書き換えることができます。その逆も可能です。

for (初期化式; 条件式; 更新式) {
    ループの処理
}

初期化式;
while (条件式) {
    ループ中の処理
    更新式;
}

■例題

"For11.java"をwhile文を使って書き直してください。("While11.java")

"For11.java"


 public class For11 {
     public static void main(String[] args) {
         for (int i = 0; i < 10; i++) {
             System.out.println(i);
         }
     }
 }

"While11.java"


 public class While11 {
     public static void main(String[] args) {
         int i = 0;                  // 初期値化式
         while (i < 10) {             // ループ条件
             System.out.println(i);
             i++;                    // 更新式
         }
     }
 }

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■(補足)do-while 文

do-while文は、かならず一度はループ内の処理を実行します。
例えば、先に 1 件目のデータ処理をしてからつぎの繰り返しを判断したいような場合にこの構文を利用すると便利です。
ただし、この文はかならずループ内の処理を実行するので、確実にループ内を行う保証がなければ、while文を利用したほうがいいでしょう。
while 文のブロック終了は"}"でセミコロンはつきませんが、do-while 文は条件式の後に「;（セミコロン）」が必要です。
do { 処理; } while (繰返し条件式);

■例題

"While11.java"をDo-While型のアプリケーション"DoWhile01.java"に直して実行してください。


 public class DoWhile01 {
     public static void main(String[] args) {
         int i = 0;                  // 初期値化式
         do {
             System.out.println(i);
             i++;
         } while (i < 10);
     }
 }

□ 実行結果

$ java DoWhile01
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9

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■実習

アプリケーション"kuku01.java"を、while文を使って作成してください。("kuku011.java")
コマンドラインから指定した値までのフィボナッチ数列を表示するアプリケーション"Fibonacci01.java"を作成してください。なお、フィボナッチ数列は、つぎの性質を満たす数列です。

F₀ = 1, F₁ = 1
F_n = F_n-2 + F_n-1, n >= 2


 public class Fibonacci01 {
     public static void main(String[] args) {
         int n = Integer.parseInt(args[0]);
         int f = 1;
         int g = 1;
         int h = 0;
 
         System.out.print(f + " " + g + " ");
 
         // ここにコードを記述してください。
 
         System.out.println();
     }
 }

□ 実行結果

$ java Fibonacci01 1000
1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 144 233 377 610 987

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