開発方法論 (オブジェクト指向開発方法論) + モデル表記方法 (UML) + プロセス (RUP, Booch 法, OMT, Objectory, Catalysis など)
図 RUP プロセス構成 (http://www-6.ibm.com/jp/software/rational/products/pdf/rup.pdfより)
工程 | 要求定義 | 分析 | 設計 | ||
---|---|---|---|---|---|
アーキテクチャー分析 | ユースケース分析 | アーキテクチャー設計 | ユースケース設計 | ||
成果物 | ユースケース・モデル(ユースケース図)、 用語集、 機能外要求 | ドメイン・モデル、 分析クラス・メカニズム対応表 | 相互作用図(コラボレーション図)、 VOPC(ユースケースのクラス図) | パターン、 レイヤー、 設計クラス・メカニズム対応表 | 相互作用図(シーケンス図)、 クラス図 |
アクター | ユースケース | |
---|---|---|
まとめると... | ||
受験者 | 試験を予約する | |
受験者 | 試験結果を記入する | |
受験者 | 個人別資格取得履歴を出力する
個人別保有資格一覧を出力する | 資格リストを出力する |
管理者 | 部門別資格取得実績を出力する
部門別資格試験受験一覧を出力する 資格別社員一覧を出力する 分野別社員一覧を出力する | 資格リストを出力する |
管理者 | 資格を作成する
資格を取得する 資格を更新する 資格を削除する | 資格を管理する |
図 資格管理システム ユースケース図
図 資格管理システム ユースケース図 (コンテキスト)
図 資格管理システム ユースケース図 (資格リストを出力する)
図 資格管理システム ユースケース図 (資格を管理する)
ユースケース名: 試験結果を記入する 分析者名: 丸野和夫 作成日: 2005-09-10 アクター名: 受験者 1. 概要 受験者は、自分が受験した資格試験の科目の結果を登録する。 2. メインフロー(基本フロー) このユースケースは、受験者が「試験結果登録」機能を選択したところから始まる。 2-1. システムは受験者に、まだ試験結果を記入していない科目の一覧を表示する。 2-2. 受験者は、受験した科目を選択し、試験結果を入力する。 2-3. システムは、入力された試験結果とともに、対象資格取得に必要な他の科目や、 資格手当額を表示する。 2-4. 受験者は、表示された結果により、登録を指示する。 2-5. システムは、指示された内容を登録する。 3. 例外フロー(代替フロー) 3-1. 2-1 で、未記入科目がないとき。 3-1-1. システムはその旨を通知する。 3-1-2. ユースケースを終了する。 3-2. 2-4 で、結果が誤っているとき。 3-2-1. 受験者はキャンセルする。 3-2-2. 2-2 へ続く、または ユースケースを終了する。 3-4. ログインされていない。 3-4-1. 受験者はログインしなおすか、ユースケースを終了する。 3-5. データの保存にシステムが失敗した。 3-5-1. システムはエラーを通知し、ユースケースを終了する。 4. 事前条件 受験者のユーザー名でログインされていること。 5. 事後条件 記入した項目が登録されていること。
図 「試験結果を記入する」のイベントフロー(アクティビティ図版)
Top
1. 品質要件 1.1 ユーザー・インターフェース UI は Web ブラウザーとし、フレームは使用しないこと。 1.2 可用性 このシステムは 8:00 - 24:00 まで利用可能とすること。 1.3 応答時間 全体の 80% のトランザクションが 1 分以内に完了すること。 1.4 エラー・ログ システム・エラーはすべてエラー・ログへ記録すること。 2. 情報要件 3. 前提条件 ...など
社員別資格名簿 | エルアー社に勤務する社員の資格取得状況をあらわした名簿。合格 / 不合格にかかわらず、履歴として残している。 |
社員 | エルアー社に勤務する社員。報酬に反映する資格を取得することで、月給時の資格手当、賞与時の資格手当、一時金のいずれかを取得できる。 |
部門 | エルアー社の部門。社員が現時点で所属している部門をあらわす。 |
資格取得 | どの社員がどの資格をいつ取得したかをあらわす。 |
科目 | 資格を取得するのに必要な科目。SJC-P のように、1 科目で取得できる資格もあれば、Oracle Silver のように、「SQL 入門」と「Oracle 入門」の 2 つに合格しないと取得できない場合もある。 |
資格 | 取得に必要な科目すべてに合格した上で認定される企業資格。資格手当ての対象になっていないものも登録されている。 |
分野 | 資格の分野。ひとつの分野に、複数の資格がある。例えば Java という分野には、「SJC-P」、「SJC-WC」等の資格がある。 |
主催 | 資格を認定している企業。 |
部門別資格試験受験一覧(月次、年次) | 部門毎資格毎の受験者数、合格者数を把握する |
部門別資格取得実績(月次、年次) | 部門毎資格毎の資格保有者を把握する |
個人別保有資格一覧(月次、年次) | 個人が取得した資格を把握する |
個人別資格取得履歴 | 個人がこれまでに受験した資格を把握する |
資格別社員一覧(年次) | 資格毎の保有社員を把握する |
分野別社員一覧(年次) | 分野毎の保有社員を把握する |
ドメインか | 分析対象となるのはドメイン・クラスです。 |
操作では | 動詞の名詞的表現は操作になりえます。 |
属性では | 固有名詞は属性になりえます。 |
状態では | 状態をあらわす場合は属性になりえます。 |
操作や属性があるか | 属性や操作がひとつもみつからないようならば、それはクラスではありません。他のクラスの単純な属性ですむ可能性があります。 |
単一の概念か | 複数の概念をあらわす場合は、単一の概念をあらわすようにクラスを分けます。また、あいまいな名詞は、抽出する前にあいまいさを解決しておきます。 |
冗長では | 異なる名詞だけどもおなじような意味を持つ名詞が複数存在する場合は、それらのすべてを含む名前を用意してひとつのクラス名にまとめます。 |
社員 |
部門 |
資格取得 |
科目 |
資格 |
分野 |
主催 |
図 資格管理システム 初期レイヤー
分析クラス | 分析メカニズム |
---|---|
社員 | 永続性 |
部門 | 永続性 |
資格取得 | 永続性 |
科目 | 永続性 |
資格 | 永続性 |
分野 | 永続性 |
主催 | 永続性 |
図 資格管理システム ドメイン・モデル
図 分析クラスのタイプ(アイコン表記とステレオタイプ表記)
図 分析クラスの抽出
図 「試験結果を記入する」のコラボレーション図
図 「試験結果を記入する」の VOPC (アイコン表示)
図 「試験結果を記入する」の VOPC
図 ドメイン・モデル (このドメイン・モデルは、「試験結果を記入する」の VOPC しか反映していません)
分析クラス | 分析メカニズム | 設計メカニズム |
---|---|---|
社員 | 永続性 | RDBMS |
部門 | 永続性 | RDBMS |
資格取得 | 永続性 | RDBMS |
科目 | 永続性 | RDBMS |
資格 | 永続性 | RDBMS |
分野 | 永続性 | RDBMS |
主催 | 永続性 | RDBMS |
試験結果記入UI | ||
試験結果記入CTRL |
図 DAO (Data Access Object)
図 DAO 取得(照会)
図 DAO 取得(照会)
図 DAO 保存(挿入)
図 DAO 更新
図 DAO 削除
図 レイヤー
図 「試験結果を記入する」の VOPC
図 「資格取得」のステートチャート図
図 関係