XML - DOM

■ページ目次

■XMLを操作するAPI(Application Programming Interface）

• XML文書を外部アプリケーションから操作するためのインターフェースです。Javaとして代表的なものに、つぎのものがあります。
  • DOM (Document Object Model)
  • SAX (Simple API for XML)

■DOM（Document Object Model）

■DOMのインターフェース

• DOM
  • XML文書のデータ構造をオブジェクトで表すします。

• DOMツリー
  • XML文書を構成するさまざまな項目をオブジェクトで表現したものです。

• DOMを構成するオブジェクトの種類
  • Nodeオブジェクト
  • Documentツリーを構成するオブジェクト
  • Document, Element, Text など
  • 属性や実体、記法をあらわすオブジェクト(Attr、Entity、Notation)
  • その他、NodeList、NamedNodeMap、DocumentFragment

■Nodeオブジェクト

• DOMツリーは、ノード(枝)オブジェクトによって構成されます。

• Nodeインターフェースは、"ノード"の特性を表すプロパティやメソッドを持ちます。

• 例えば、つぎのものがそうです。
  • ノードの親ノードや子ノードのリスト
  • 直前直後の兄弟ノード

• DOM規格で規定されるほとんどのオブジェクトは、Nodeインターフェースを持ちます。

• 例えば、elementオブジェクトはElementインターフェースとNodeインターフェースをあわせ持ちます。

■Documentツリー

• DOMツリーのうち、Documentオブジェクトをルートとして、Elementノードを中心にXML文書の階層構造を表したツリーをDocumentツリーといいます。

• Documentツリーには、要素の内容に置かれるもののみが含まれますが、属性や実体は含まれません。

  オブジェクト	子として持つことのできるオブジェクト
  Document	Element（ルート要素のみ）,Comment, ProcessingInstruction, DocumentType
  Element	Element, ProcessingInstruction, Text, Comment, CDATASection, EntityReference
  ProcessingInstruction	なし
  Comment	なし
  DocumentType	なし
  Text	なし
  CDATASection	なし
  EntityReference	Element, ProcessingInstruction, Text, Comment, CDATASection, EntityReference

■Attr、Entity、Notation

• これらは、Documentツリーには含まれません。

• したがって、特別な方法で参照する必要があります。例えば、elementオブジェクトのgetAttribute()メソッドなどを使います。

  オブジェクト	参照元
  Attr	Elementオブジェクト
  Entity	DocumentTypeオブジェクト
  Notation	DocumentTypeオブジェクト

■NodeList、NamedNodeMap、DocumentFragment

• DOMツリー操作を補助するオブジェクトです。

  オブジェクト	概要
  NodeList	ノードの集合を表す
  NamedNodeMap	名前つきで管理されるノードの集合を表す（おもに、ある要素の属性の集合をあつかうために使用）
  DocumentFragment	ツリーの一時的な断片を構成する

■プロパティとメソッド

■アプリケーション

■例題

■実習